戯れ言といたち噺

切り紙のこと、日々の戯れ言など

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ポーランド・ウォビッツにて[その2:ワークショップ三昧!]

ポーランド・ウォビッツの記録です。
ウォビッツはワルシャワから電車で1時間ほどの場所にある小さな町で、ポーランドのほぼ中心部に位置しています。
ガイドブックにも紹介されていないこの町へ行きたいと思った理由は2つ。
一つはこの町は切り絵でとても有名な町であること。
もう一つはポーランドのフォークロア雑貨などを扱うお店があるのでそこへ行きたかったこと。

旅行計画中にご縁が出来た方の紹介で、現地でのセッティングをそのフォークロア雑貨の社長以下スタッフの方々が行ってくれることとなり、丸一日を大変有意義に過ごす事ができました。
ただ一つ、英語が話せたらもっともっと楽しかったのになぁ。。

スカンセン野外博物館でウォビッツの昔の暮らしを見学したあと昼食をとり、紙細工のワークショップを体験できる施設へ。

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こちらにもウォビッツの伝統的な手工芸の数々が展示されていました。
かわいいなぁと思っていただけだったのですが、これらの華やかさには理由があったといいます。
色鮮やかでかわいい切り絵は、その昔お金持ちの家に下働きに出ていた貧しい家の女性が、きらびやかな邸宅の飾りを見て質素な自分の家を少しでも美しくしたいと、身近に手に入る紙を切って部屋を飾った事が始まりだったそうです。

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色とりどりのストライプ柄が美しい民族衣装は、貧しくて一枚の布を買う事ができなかった人々が、ありあわせの布をつなぎ合わせて作ったものだそう。
理由を知ると少し悲しいような、でもそこからこんな素晴らしい民間芸術が生まれるとは驚きです。
どれもこれも手仕事の丁寧さに驚かされるものばかりです。

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スカートの裾にあしらわれたビーズ細工の細やかなこと!

そんな手工芸の一つ、紙細工にチャレンジ。

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先生がお手本を示しつつ教えてくれます。言葉がわからなくても大丈夫。
カラフルなもみ紙のような紙と鋏を使って作るのですが…。

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花びら。いい具合にひねって重ねていってバラを作ります。

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先生はいとも簡単に重ねていくのですが、これがむっちゃ難しい!
何度もバラけていいい〜っとなりながら花びらと茎をつけて何とか完成〜。

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右が先生の作ったもの。ぷっくりとした美しいバラに対して自分のは何とか形にしたって感じ。

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他にも様々な切り方、まとめ方があるのですが、先生のスピードが早くてついていけへん!
紙の皺を活かして伸ばしたり捻ったり、バリエーションの多さにびっくりします。
手を真っ赤にしながら(紙の色が落ちて手につくんだな)なんとか数個の花を作り上げ、花束完成!
見た目、綺麗やけど水面下ではエラいことになっとります(苦笑)


2時間近い紙細工ワークショップはなかなか大変でしたが、次は一番楽しみにしていた切り紙の実演&ワークショップです。
フォークロア雑貨のお店の一角で行われました。お店の様子はまた別の機会に紹介します。

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こちらが先生。民族衣装をお召しです。
かなり高名な先生とのことで、日本でポーランドの切り紙展が開催された時にも招聘された方だそうです。

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ポーランドの切り絵は鋏を使います。
しかもこんな特殊な鋏。実は羊の毛刈り用の鋏なのです。
裁縫で使う糸切りばさみの大きい版のような感じで、握って使います。

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いかにも使いにくそうな鋏なんですが、先生の手は難なく鋏を操りあっと言う間に鶏ができました。

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ギザギザも美しく、熟練の手仕事を目の前で見る事ができてとても興奮しました。

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ワークショップは先生の作った下絵に柄を切りかぶせていくというものでした。
毛刈りのはさみも使わせてもらったのですが、これが大変難しい。。
鋏のどの辺りを使えば切りやすいのかが最初見当もつかず、危うく指をざっくりいくところでした(泣)
ポーランドの切り紙は主に黒い紙でベースを作って上からカラフルな紙を貼っていくもののようです。
昔は小麦をお湯で溶いたもので貼っていたそうです。
今は継承者が少ないそうですが、昔から代々受け継がれて来たもののようで、習得には数年を要するとか。
先生のハサミもおばあちゃんから譲り受けたものだということでした。

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店内の作品は全て先生の作品。私も大きな作品をお買い上げしました(o^∇^o)
よく見かけるニワトリは富と賢さの象徴です。
柄にも意味があるのか、よく切られる題材があるのか、とか他にも色々もっと質問したかったです。。
ワークショップの作品は未完成でしたが、大変貴重な経験ができた一日でした。

このポーランドの切り紙、先日見た庫淑蘭さんの剪紙を見てから、色を使ったものを作ってみたいなぁという気持ちが湧いてきました。まあいつになるか、ですが。

ウォビッツの雑貨店、フォークスター。伝統的なウォビッツの民族雑貨や、モチーフを現代風にアレンジした可愛い雑貨があふれています。
言葉が分かれば通販できるかも…??


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11月29日(金)、ワークショップします。詳細はこちら→


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中国の民間玩具展【日本玩具博物館】

日本玩具博物館での中国の民間玩具展に行ってきました。
3月のイースターの展示の後からずっと行こう行こうと思いながら中々時間がとれず、会期終了間近になってようやく滑り込み。

こちらの博物館は常設展示と特別展示の建物が分かれており、とにかく展示点数がものすごく多いのです。
たった500円の入館料では申し訳ないくらいの見応えです。

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不倒娃。起き上がり小法師。
子授けと生まれた子供の健康を願う人形。手には柘榴など多子を願う縁起物を抱いているものも。
倒れても起き上がる姿から子が元気に育つ事を祈るのだそう。
形にも描かれているものにも意味や願いがきちんとあるのですね。

日本では木のおもちゃが多いのに対し、中国では土や布のものが多いそうです。
それだけでなく動物の皮や自然の素材、変わり種では麺を使ったものまであります。
さらにはセミの抜け殻!を使った小さな人形までありました。

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中秋節のブースにて。月に住む仙女・嫦娥の元に集う兎の兵の訓練風景。
兵隊やけどみんな全然緊張感ない顔でほのぼのしてるんだなー。
穿いているのはトラのパンツ…??
病に苦しむ民衆を救ったという伝説の兎儿爺の人形も可愛くて大好きです。


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中国から伝わり、名残を残しながら日本独自の変化をとげた玩具も紹介しています。
鶏に乗る子供。上が中国で下が日本。
子供の髪型以外区別つかないですね。


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縁起の良いモチーフの子供用のまくらたち。
真ん中にお金の形の穴があいているのは、耳が当たって痛くならないようにという母ごころ。
…でも、これだけ刺繍だらけやったらきっと顔全体が痛いんちゃうん。。と思っていたら、展示説明をしてくれた学芸員の方曰く、同じ事を仰った方がいらっしゃったそうで。そう思うよね(笑)
母ごころは伝わりますが、寝心地の具合は実際どうやったんかが気になる一品。


学芸員の方の説明会に参加したくて日を選んだのですが、参加してよかった〜。
これだけの量の玩具を集めるに至った経緯から、地域や季節ごとの玩具の説明などをおよそ一時間に渡って丁寧に説明して下さいました。
私は説明会より先に展示を全て観終わっていたのですが、中には音の出るものや、どうやって遊ぶんやろと不思議なものもたくさんありました。
説明会ではそれらをショーケースから出して、音を出したり実際遊び方を実演してみたり、間近でみることのできたものもあってすごく面白かったです。

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端午節の子供の衣装一式。ケースから出して並べて下さいました。
魔除けの虎で頭からつま先まで覆われております。
虎は怖い顔ほど魔を寄せ付けないと言われていたそうですが、展示室にあったどの虎もユーモラスで可愛くて、こちらの顔も思わず緩むようなものばかりでした。
虎顔の布靴は足の裏にも美しい刺繍が施してあります。何も模様のない白い所からは魔が入ると信じられていたため、隙間なく模様が入っているそうです。

点数も種類も大変豊富なのでぜんぜん紹介しきれません。
この連休にお暇があればぜひぜひ足を運んでみてください。
残念ながら私が行った日が説明会の最終日。そして展示会期も15日までなのですが。。ははは。

別の展示の日本と世界のままごと道具の展示も楽しかった!
こちらは11月5日までデス。



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入館料を払ったらこんな珍しいおつりが!!しかも2枚〜。

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2014年カレンダー

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2014年の切り紙カレンダーです。小さい写真はクリックで拡大画像が開きます。
ご入用の方は、販売サイトまたはメール(kasparek.jianzhi@gmal.com)までご連絡ください。

なお、お届けは10月20日前後、発送準備が出来次第のお届けとなりますのでご了承くださいませ。


サイズ:W138×H212mm
カラー:赤・黒/図案の説明入り。
価格:800円
※ご購入の際はどちらかの色を選んで下さい。

図案:【鳳戯牡丹】
鳳は百鳥の長で、高雅・賢徳の象徴とされています。鳳凰の「鳳」は雄、「凰」は雌で夫婦和合・男女の情愛のシンボルです。
牡丹は「花王」「富貴花」とも呼び、百花の長とされ、富貴栄華、幸福吉祥を表します。鳳が牡丹と戯れる図案はこれらの幸福が続くことを願います。


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みかんです。
2005年12月3日生まれ。マーシャルフェレット/シナモン
マヌケ&お笑い担当。
★2013年8月1日 虹の橋を渡りました

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にまめです。
マーシャルフェレット/ブラックセーブル
腹黒担当。 ★2014年6月23日 虹の橋を渡りました(8さい6ヶ月と6日)


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