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お命、いただきます〈いのちの食べかた〉

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ドキュメンタリー映画、「いのちの食べかた」を観に行った。
ふだん当たり前のように食べている食料が、どのような過程を経て食べ物になっていくのかを描いた作品。
国を挙げてのエコ大国ドイツ(とオーストリアの合作)の映画やし、期待大やないですか。

話題になっているのか、珍しくアートヴィレッジセンターのシネマ前には行列が。
食の安全がしょっちゅう話題になる今日この頃、食卓を任されるおばさま方の関心が高いようでおばさまグループがけっこう目立っていた。


映画の総評は後ほど。


魚や肉そして野菜や果物が、オートメーションによって生き物から食品へと大量生産されていく様が淡々と映し出される。

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選別のためベルトコンベヤで運ばれていく大量のヒヨコ。


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傷がつかないようにプールに浸かっている大量のリンゴ。


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電気ショックで一瞬にして屠殺され肉となる牛たち。


食べものは買うもので、生活は利便を追求するのが当たり前な今の生活。
食べる事も環境の事もとても重要なことだけど、その実態を知る事が(知ろうとする事が)少なすぎるんだろうなぁ。
チキンもビーフも最初から肉なのではない。
殺虫剤をぶちまかれる植物だって命あるものなのだ。
そんな事分かってるし、食べ物なんだから仕方ないやん。
でも、あまりにも無造作に扱われる家畜や植物を観るとちょっと心が痛む。
それが先進国における大量生産の、そして食物事情の現実なんやけど。
でも食べずにはいられないというジレンマ。
食べておきながら家畜に生まれ変わるのんだけはイヤやなぁ~。と思ってしまう身勝手さ。
人間はわがままや。。。


そう思うならなおのこと、
食の現実を知り、心をこめて「いただきます」を言いましょう。
飽食の昨今、生き物を食べる意味を理解しましょう。
という無言のメッセージが聞こえる。
あれ?日本以外に「いただきます」の観念ってあるんかな?
色々考えさせられる映画やった。



でも、
残念な事に「でも」がつく。
せっかくええテーマやのに映画自体が面白くないねん。かなり。
淡々と続く映像にはナレーションも音楽も一切ナシ。
何をしているのか全く分からんシーンもいくつかあったし。
音楽はなくてもええけど、せめてテロップを入れるとかしてよ~。
ゴアさんの映画ほどでなくてもええけど、客観的なデータも知りたかったし。
と思ってホームページを見たら、なんと丁寧な解説ページがあるやないですか。
あー、あの意味不明のシーンはアスパラの収穫をしてたのね。って二度手間!!
きっと日本の配給元も分かりづらいと思ったんだろう。
ホームページを観る方が勉強になったりして。。。

「あとは観た人が感じてね。」の典型映画。
シンプルっちゃあ聞こえがええけど、手抜きにもとれた。
関心が集まりそうな映画を低予算で撮って儲けようと思ってないか?とついイジワル目線になってしまう。

結論。テーマはいいけど作りがイマイチ。あくまでも私的意見として。
くどいけどテーマ自体は良いので観た人それぞれの感じ方やと思う。
MovieWalkerの投票でも票がぱっくり割れていて、観る前は何で?と思ったけど観た後は納得。


ホームページの解説によれば、日本は世界で最も残飯を出している国らしい。
「もったいない」の国なのに矛盾しているではないか。
好意的にとるなら、この映画のシンプルさは学校教材としてはええかも。
食べ物を粗末にするクソガキ子供も多いことやしぜひどうだろうか。
と思ったらPG-12指定。あらら。
屠殺や内臓を取るシーンがNGか。でも生き物を食べるってそういう事なんよね。


お読みいただき感謝です。
ヒヨコや子ブタには心が痛むのに、ニワトリや親ブタにはあまり心が痛まない自分に矛盾を感じた。
やっぱり人は勝手だぁ(これは私だけか?)。
年末からこっち映画はマジメ路線が続いてますな。
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コメント

映画は見てませんし、内容も知らなかったのですが、
このあたりを見ていただくだけでもお肉売り場で躊躇できます。

菜食のススメ
http://saisyoku.com/index.html

命の成り立ちなんてのは結局食うか食われるかでしょう。
ただし現代社会では食卓に並ぶものに対して無関心なので、
きちんと情報操作すれば同胞のお肉でも喫していただけるものと信じております。

台湾に行かれるのですね。
何を食してくるのでしょうか、楽しみです(邪笑)
蠍の唐揚は美味でしたよ。

これ、観てきたんやね。私も迷うたんやけど、ホムペでこの屠殺された仲間を無表情に見てる牛のスチールを見て「アカン、観られん」と思ってしもてん。こんな機械の中に入れられ、次々と死を迎えるんやねぇ。とはいえ、私も食欲には勝てへん身勝手な人間なんで、ここは美味しく無駄なくいただくというのが供養やと思ってるけど。
捨てるぐらいなら、段ボールや毒を混ぜたもん売らんと、しっかり食べきれるおいしいものを作ってほしいし、消費者も大切にいただく、つまり命をいつくしんで取りこむ努力をせんとあかんよね。

けいしうさま

サイト見ました。
食物連鎖の頂点にいるエゴと拝金主義の悪しき一面の暴露とでも言うべきなのでしょうか。
キャプションや画像に一部えげつなさを感じる箇所もありますが、興味深いと思いました。

こういうサイトは急進的だとか偏ってるとか言われがちかもですが、少なくとも安易にファストフードをわが子に与える親には見て欲しいと思いました。
幼い子供は自分の意思で自分の食物を選べませんから。
うちの母が食の安全意識が高くて、幼いころから有機野菜や平飼いのニワトリ、おやつは手作りの家庭で育ったので子供の食については特に思います。

でもB級食好きの今のアタシが言っても説得力に欠けるなぁ…。
ついでに関西で有機農業ってもナントカ会じゃないっすよ。

ぽんさま

観た後正直イマイチな映画やなぁと思ったのですが、その後食べるということには色々考えさせられたので、結果的にはいい映画やったのかも?!

出されたものは最後まで感謝して美味しくいただく。
という気持ちだけでも食べることの意味が大分変わってくるのではと思います。
それがB級マズ食であったとしても、ですよね。

実は動物系の大学を卒業しているので、
屠場にも何度も行きましたし、何頭も動物を殺してきました。

映画は観てないのですが、
菜食のススメを見て
一般の方々はどうやってスーパーに肉が並ぶのか
並ぶまでどんだけ大変なのか
教えられることもないのですが、そもそも知るすべがないんだなあと実感しました。
現代のスーパーで肉を売らないようにするのは不可能だと思いますが、松坂牛くらい高価であれば、余らせるようなアホな生産はしなくなるはず

必要な分だけを、日々生かされていることに感謝して残さず食べる

これが基本ですよね

なんて、ちろっと語ってみました(スミマセン)

美琴さま

>必要な分だけを、日々生かされていることに感謝して残さず食べる

ほんとに基本やと思います。
一般のほとんどの人が知らない屠殺の現場を見る機会があった美琴さんは、食の過程・実情を知る上ではとても恵まれていたのかと。
物事のキレイな面しか知らんと人は傲慢になるもんです。
菜食のススメ、ぜひたくさんの人に知って欲しいです。
どんどん語っちゃってください!普段内容のないブログなんで…。

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みかんです。
2005年12月3日生まれ。マーシャルフェレット/シナモン
マヌケ&お笑い担当。
★2013年8月1日 虹の橋を渡りました

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にまめです。
マーシャルフェレット/ブラックセーブル
腹黒担当。 ★2014年6月23日 虹の橋を渡りました(8さい6ヶ月と6日)


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