戯れ言といたち噺

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確かに現代の童話ですが〈ローズ・イン・タイドランド〉

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テリー・ギリアムの新作(というても昨年夏~秋の公開)「ローズ・イン・タイドランド」を観た。
不思議の国のアリス(アリス・イン・ワンダーランド)を下敷きにした現代のおとぎ話っちゅうふれこみ。アリスは好きやし、結構興味あった映画やった。
奇妙なテイストはもしかしたらチェコの巨匠シュヴァンクマイエルの「アリス」にも通じるかしらと思って観たのやけど。

何だか居心地悪かったぁ~。
痛々しいような気持ち悪いような、でも何だか結末が気になって…。てな具合で居心地の悪さにもぞもぞしつつ何とか最後まで観た。

ジェライザ=ローズ
は11歳。ヤク中の両親と生活している。ある日母親がオーバードーズで急死したのをきっかけに、残されたローズは父親と共に北欧の伝説の土地ユトランドへ旅立つ。
が、イカれた父親とともに着いた場所は、ユトランドではなく祖母の住むテキサスの田舎。
金色の草原にぽつんと建つ白い壁の家はおとぎ話の世界がそのまま現実になったみたいでとてもステキ。
でも、住んでいたはずの祖母の姿はなく家は荒れ放題。さらについたその日に父もオーバードーズでサヨウナラ~。

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今気付いた。父の服「ことぶき」って…。
「休暇に出る」と言ってトリップした父を彼女は死んだと思わない。静かに腐敗していく父。そしてローズと奇妙な隣人との新しい生活が始まる…。

腰掛けたまま腐り、腐臭を放つ父親に話しかけるローズ。友達は頭だけのバービー人形たち(ほんまは体もあるねんけど)。
隣人は、魂の復活を信じて死人をミイラにする頭のイカれた姉デルと、ロボトミー?の手術痕がある弟ディキンズ。
彼は体は立派な大人やけどアタマは10歳くらいで止まってるねん。

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悲惨で滑稽で思わず目を背けたくなるような姉弟の生活や言動も、「不思議の国のアリス」が大好きなローズにとっては夢のように美しい世界に映っている。


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頭の弱い青年ディキンズとのキスシーンは何か色んな意味でドキドキするし、ローズの祖母はどうやらディキンズに対しどうも性的ないたずらをしていたらしいというくだりまであるんよね。この辺が居心地の悪さなのか?何か雰囲気伝わるかなぁ?

一貫してローズ目線で描かれた世界は、社会的一般的にタブー視されている事柄も、彼女の妄想と相まって奇妙に美しいおとぎ話の体をなしている。
海の底と化した部屋を泳ぎ、深いウサギ穴に落ちていくローズ。ミイラになった父親の体内を飛ぶ頭に羽根を生やしたバービー人形。確かにどれも描写はとても美しいねん。

でも、子供の頃に「道徳」を教えられて一応社会的生活をしている私は、物語に一応足は浸けていてもタイドランド(=境界線)はどーしても超えられへんかった。
タブーはタブーでもハマるシュヴァンクマイエルの世界観との違いは何ぞや。
結構おなかいっぱい。もう一周はムリ!ギリアム代表作「未来世紀ブラジル」を観てへん私に語る資格はない?!


文章にするのんも難しくて3日もかかってしもた。ぜえぜえ。それでこれかい!とは言わんとって~。主人公ローズを演じたのは、ジョデル・フェルランドというカナダの子役。演技上手やった。個人的には裕木奈江を思わせる目つきが終始気に入らんかったけど。。。
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不思議の国のアリスによるアリスのお茶会(1865年)不思議の国のアリス(ふしぎのくにのアリス、Alice's Adventures in Wonderland)は、イギリスの数学者にして作家チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンが、ルイス・キャロルの筆名で1865年に出版した児童文学である。この作

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2005年12月3日生まれ。マーシャルフェレット/シナモン
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