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ジャケ観映画〈長江哀歌〉とカワイイお菓子

久しぶりにリアルタイム上映中の映画のハナシ。

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何ヶ月か前に映画館で手に取っていっぺんに気に入ってしまった「長江哀歌」のチラシ。
ジャケ買いならぬジャケ観ということで新開地アートヴィレッジセンターへ足を運んだ。

ダム建設のために水の底に沈む運命にある長江・三峡の街、奉節での人々を描いたドラマ。
ド派手なCGも甘い恋愛模様もない渋~い映画のせいか、50人程入ったお客のほとんどが50代くらい。多分私が最年少やったんちゃうか。

売買結婚で一緒になるものの、16年前に家出した妻を捜しに来た男と、2年間音信不通の夫を捜しに来た女の物語が別々に描かれていく。

何が素晴らしかったかって、ストーリーもさることながら、水没の運命にある街・奉節の街の描写が何とも言えん。
曇り空の下には崩れかけのボロ家が並び、そこでぎりぎりの生活を営む人々。林立する廃墟寸前のマンション群、そしてすぐ近くでは立ち退きの住んだ建物が日雇いの男達の手で少しづつ解体されている。
ぼろぼろの部屋のテーブルに置かれた「生活」が染み込んだ食器や調味料、古びた魔法瓶たち。
立ち退きを迫られ貧しい生活を営む者が大半なのだが、ダム建設で富を得る一握りの「成功」者もいる。
コテコテのイルミネーションをつけた橋と、ボロボロの石橋との対比がそれをさりげなく物語る。

お洒落とかスタイリッシュという言葉とは無縁の世界なんやけど、美しいと思ってしまう。
心をわしづかみにするエネルギッシュで強烈に人や街の匂いを感じる映像。画面からは汗まみれのおっさんたちの体臭まで感じられるかのようやった。
ジャケ観大当たり!この映像だけでも一見の価値有り。

大人しい田舎者風の男が妻を捜すために腰を落ち着けた奉節の街にだんだん馴染んでゆく様子や、女がようやく再会した夫に告げる(恐らく嘘だと思われる)告白などの心の機微が細やかで、劇中描かれる様々な人間関係はまさに「哀歌」そのもの。

長江とやがて沈みゆく街の風景、人の暮らしが心に染みた113分。観に行って良かった~。
しかし途中の奇妙な建物が飛び立つCGと、男の娘と思われる少女の服にはちょっと目をむいてしもた。服に縫い付けられた「MICRY」のロゴの下にはあの耳の大きなネズミのイラストが…。




fukushindo.jpg


帰りにアートヴィレッッジのはす向かいにある和菓子屋「福進堂」の前でワゴンに並んだお菓子に目が止まって思わず購入。

paripori.jpg


障子せんべい「パリ」とビンズせんべい「ポリ」。ってそのまんまやん!

遠目にも版ズレがハッキリわかるユルい印刷もナイス(笑)。上の「ビンズせんべい」「障子せんべい」の色のチョイスも駄菓子感の演出に一役買ってる。あ、駄菓子よりは高級か。
買わへんかったけど同シリーズで野菜カステラ「ヤキヤキ」ちゅうのんもあった。
さすが昭和8年創業の老舗和菓子屋。ええセンスしてはるわ。

「パリ」は落花生風味の甘さ控えめ素朴な昔ながらのお菓子。「ポリ」は鬼ビンズ等他の市販品よりも甘さと油っぽさ控えめの素朴な味。じいちゃんばあちゃんが買って帰らはるんやろな~。それか競艇に行くオッサンか。

こういう素朴な店とオッサン満載の街新開地。なぜか惹き付けられて仕方ないねんな。映画を観に行く楽しみもあるけどここの街を歩く楽しみも確実にある。



お読みいただき感謝です。映画はほんとにオススメ。なんやかんやお騒がせの中国やけどいいもんはいいんです!
お菓子のネーミングはブンセンの「アラ!」を彷彿。で、ここのホームページを覗いたけどいやはや、面白ネーミング満載。「昆布つくだ煮」「しょう油・たれ」「進物品」のネーミングが特にナゾ(笑)。お閑ならご覧あれ。って世間はクリスマスまっただ中か。。。
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コメント

先越されたー。
途中まで読んでて、「ブンセンの親戚?」とかコメしょうとおもたのにぃ(笑)

長江哀歌、筋的にはたぶん見ない映画でしょうが、ネズミの服が・・・・こんなシリアスな話やのに、建物が飛び立つCGもどうかと思うが(そこだけ見たい)

ぽんさま

食はもちろん、中国の風景や美術(別に詳しくないですが)に妙に心惹かれてしまう私はきっと前世が中国人だったと思われます。
この映画の惜しまれる(笑える)2シーンはとても違和感ありました。米国への挑戦か??

>途中まで読んでて、「ブンセンの親戚?」とかコメしょうとおもたのにぃ(笑)

やっぱしこれ見たらブンセンか思いますよね~(笑)。

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みかんです。
2005年12月3日生まれ。マーシャルフェレット/シナモン
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★2013年8月1日 虹の橋を渡りました

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にまめです。
マーシャルフェレット/ブラックセーブル
腹黒担当。 ★2014年6月23日 虹の橋を渡りました(8さい6ヶ月と6日)


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